日本エネルギー経済研究所は22日、2035年という長期的視野でアジアと世界のエネルギー需給を分析した報告書「アジア/世界エネルギーアウトルック2009」を発表した。世界の二酸化炭素(CO2)排出量(レファレンスケース=これまでの趨勢と現行のエネルギー・環境政策などを織り込んだケース)は07年の288億tから20年は339億tに拡大、この間の途上国のCO2増加分は先進国の16倍となるとみている。報告書では、日本の優れた省エネ、環境技術のアジア諸国への移転を行い、地球規模の温暖化対策を強化する必要があると指摘。環境技術などの国際移転が進展する「技術進展ケース」では、世界のCO2排出量は26年にピークアウトし、アジアのCO2排出量も30年にピークアウトすると見込んでいる。世界の天然ガス消費量は07年の2兆8000億m3から35年には5兆m3へ増加し、年平均伸び率は化石燃料の中で最も高い2・1%が見込まれる。










